ラグビー日本代表がイタリアに初勝利
「ラグビー・日本代表26‐23イタリア代表」(21日・秩父宮)
日本が26‐23でイタリアを破り、テストマッチ10連勝の快挙を達成した。イタリアには6度目の対戦で初勝利となった。
昨秋からテストマッチ9連勝で波に乗るエディー・ジャパン。過去5戦全敗と相性の悪いイタリアを相手に10連勝に挑んだ。
いきなり先制したのは日本。前半4分に相手のドロップアウトをキャッチしたナンバー8ホラニ龍コリニアシが突進、フォローしたWTB山田につないで先制トライを奪った。
イタリアも7分にSOオルケーラがPGを決めるが、日本は13分にFB五郎丸がPGを決めてリードを広げる。ところが、17分、日本は山田が故意の反則でトライを防いだと判定されシンビン(一時退場)となり、ペナルティトライを認定された。日本は22分に五郎丸がPGを決めたが、35分にオルケーラのPGで追いつかれ、前半は13‐13の同点で折り返した。
後半に入ると、まず2分に日本が五郎丸のPG、さらに8分には約45メートルのロングPGを決める。イタリアも12分にオルケーラがPGを決めたが、19分には日本はオープン攻撃からCTBマレ・サウが2つ目のトライで点差を広げた。
しかし、イタリアが強烈なプレッシャーをかけて34分にナンバー8バルビエリがトライ。何とか最後までイタリアの反撃をしのいだ。