福原愛の連覇ならず「すごく悔しい」
「卓球・ジャパンオープン・萩村杯第4日」(21日・横浜文化体育館)
女子シングルス準々決勝が行われ、連覇を狙った福原愛(25)=ANA=は、世界ランク16位のリ・フェン(スウェーデン)に1‐4で敗れた。第1ゲームこそ奪ったが、その後は接戦をものにできず。「負けてすごく悔しい。もっといい試合ができたんじゃないかと思う。やっぱり勝ちたかったので」と、唇を噛みしめた。
それでも、今年2月の左足小指骨折から、まだ復帰2戦目。「初戦の韓国オープンに比べ、自分でも良くなっていると思う。特に勝負勘。ケガ前はスコアを見なくても何対何か分かったけど、最初は見ても頭に入らないぐらいだった。今はだいぶ分かるようになってきた」。着実に完全復活への階段を上っているようだった。