シュー氏のプライベート機売却へ

 昨年末のスキー事故で頭部を負傷し、リハビリ中のF1シリーズ元王者、ミヒャエル・シューマッハー氏(45)=ドイツ=所有のプライベートジェット機が売却されることが25日、分かった。ドイツの大衆紙「ビルト」が報じている。

 グレーの機体の「ファルコン2000EX」は、世界を飛び回るシューマッハー氏の“顔”のような存在だった。年間300~400時間を同飛行機で移動し、コリーナ夫人(45)と子供たち家族とのバケーションの際にも、機体に同氏のイニシャルが入った同ジェットを利用していた。

 同機は8人乗り(乗客)で最高時速920キロ。ビルト紙や英「デイリーミラー」(電子版)などによると、購入価格は2500万ユーロ(約34億2500万円)で、売却価格は2000万ユーロ(約27億4千万円)を想定しているという。

 シューマッハー氏は6月に昏睡状態から脱し、スイス・ローザンヌのリハビリ施設で懸命の治療を受けている。リハビリは今後長期にわたることが確実で、以前のように世界を飛び回る生活は不可能なため、コリーナ夫人が売却を決断した、とビルト氏などが報じている。

 プライベートジェットは駐機代を含め、莫大な維持費がかかる。

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