第85回都市対抗野球大会最終日は29日、東京ドームで決勝が行われ、西濃運輸(大垣市)が富士重工(太田市)に2-0で勝ち、3年ぶり33度目の出場で初優勝を果たした。昨年の日本選手権準優勝で2年ぶり25度目出場の富士重工は初優勝を逃した。
準決勝でJX-ENEOS(横浜市)の3連覇を阻止した西濃運輸は二回に谷が先制打。六回にも1点を加え、佐伯が3安打無四球で完封した。2勝を挙げた佐伯が初の橋戸賞(最優秀選手賞)に輝き、首位打者は新人の伊藤(西濃運輸)が打率5割5分で獲得した。
天皇、皇后両陛下が試合を観戦された。