白鵬 モンゴル里帰りから再来日
大相撲名古屋場所で史上3人目となる優勝30回目の大台に乗せた横綱白鵬(宮城野部屋)が6日、成田空港着の航空機で一時帰国していたモンゴルから再来日した。名古屋場所千秋楽翌日の28日から約10日間の滞在となったが、「あんまりゆっくりは出来なかったかな」とやや疲れを感じさせたものの、都内で予定されていた優勝額の撮影のため慌ただしく空港をあとにした。
7日に福島県いわき市で開催される「復興祈願イベント」を皮切りに、8日の茨城県石岡市から夏巡業がスタート。13日には宮城県気仙沼市で、力士会の募金により再建された土俵の贈呈式が行われる。「またあしたから夏巡業で頑張ります」と短い言葉の中に強い決意を込めた。
千代の富士(現九重親方)に並ぶ史上2位となる31回目のVがかかる秋場所(9月14日初日、東京・両国国技館)へ向けて、徐々にペースを上げていくことになりそうだ。なお、横綱鶴竜(井筒部屋)も同便でモンゴルから再来日した。