東京六大学野球リーグの慶大の次期監督に、都市対抗大会で2連覇を達成したJX-ENEOS監督の大久保秀昭氏(45)の就任が有力となったことが4日、関係者の話で分かった。病気療養中の竹内秀夫監督の復帰が難しいと判断された場合、来春から指揮を執る。
慶大OBの大久保氏は1996年アトランタ五輪で銀メダル獲得に貢献し、翌年から5年間、プロ野球の近鉄に在籍した。2005年に当時の新日本石油ENEOSの監督となり、昨年に51年ぶりの都市対抗連覇を果たした。大久保氏が就任すれば、慶大のプロ出身監督は江藤省三氏以来2人目となる。