冨田への略式命令謄本を送達へ
韓国・聯合ニュースは7日の電子版(日本語版)で、韓国の仁川地検が、9~10月のアジア大会仁川大会の競泳男子日本代表で大会中に韓国メディアのカメラを盗んだとして略式起訴された冨田尚弥(25)に対する略式命令謄本を、日本の住所に送達するように求める意見書を7日までに仁川地裁に提出した、と報じた。
冨田は6日に名古屋市内で記者会見を開き、「見知らぬ人物からカメラをバッグに入れられた」などと潔白を主張した。略式命令謄本を受け取った日から7日以内に正式裁判を請求することができるという。
聯合ニュースは、韓国検察では、略式命令謄本をインターネットや掲示板で公示する「公示送達」では、冨田が閲覧できなかったとして、無罪を主張し続ける可能性があるため、日本の住所に送達するよう裁判所に意見を提出。容疑の立証は十分できるとみていると報じている。