競泳五輪金の孫楊が薬物違反 処分3カ月、8月に終了

 【北京共同】競泳男子でロンドン五輪2冠の孫楊(中国)が5月の国内大会で興奮作用のあるトリメタジジンに陽性反応を示し、3カ月の出場停止処分を受けていたことが明らかになった。AP通信が24日、伝えた。8月に停止期間が終了したため秋の仁川アジア大会には出場し、三つの金メダルを獲得。

 孫楊は医療目的で使用した薬が世界反ドーピング機関(WADA)の2014年禁止薬物リストに含まれているとは知らなかったと主張しているという。B検体の検査は受けなかった。

 孫楊はロンドン五輪で400メートル、1500メートル自由形を制覇。昨年の世界選手権でも自由形3種目で優勝した。

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