柔道、新旧世界女王が対抗意識 日本代表の近藤と浅見

 柔道のグランドスラム東京大会(5~7日・東京体育館)に出場する女子日本代表は3日、東京都文京区の講道館で練習を報道陣に公開し、48キロ級で世界選手権優勝経験のある19歳の近藤亜美(三井住友海上)、26歳の浅見八瑠奈(コマツ)が対抗意識を燃やした。

 昨年のこの大会を制し、8月の世界選手権初制覇につなげた近藤は「挑戦者のつもりで闘う。仕切り直して、ここがスタートラインと思っている」と気合十分。練習では得意の内股の感触を確かめた。

 1年間の休養から8月に復帰した浅見は「相手が誰であろうと、自分の柔道を畳で表現できればいい」と冷静だ。

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