本郷GPファイナル繰り上げ出場

 日本スケート連盟は5日、11日に開幕するフィギュアスケートGPファイナル(バルセロナ)に本郷理華(18)=愛知みずほ大瑞穂高=が出場すると発表した。

 同大会はGPシリーズのポイント上位6人で争われるが、NHK杯優勝などで出場を決めていたグレイシー・ゴールド(米国)が左足の疲労骨折のため欠場を発表。その結果、7位で補欠1番手となっていた本郷が、繰り上がりで出場が決まった。

 本郷は今季のGPでスケートカナダでは5位だったが、ロシア杯では渾身の演技でGP初優勝を飾っていた。

 日本女子は00-01年シーズン以来、14季ぶりにファイナル進出者0となる危機だったが、思わぬ形で救われた。また、日本女子は昨年まで11大会連続でメダルを獲得しており、本郷には表彰台の期待も懸かる。

 出場が決まった本郷は「初めてのグランプリファイナル、頂いたチャンスを生かせるよう精一杯頑張ります。のびのび楽しく滑って自分の演技が出来ればと思います」と、意気込んだ。

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