五輪後の選手村に高層住宅建設 都、活用で計画案

 東京都は19日、2020年東京五輪・パラリンピックで使われる選手村(中央区晴海)の大会後の活用策に関する計画案を発表した。新たに高層マンションや商業施設を建設して、6千戸程度の住宅街にする。

 都市再開発のノウハウや技術を持つ民間事業者を「事業協力者」として来年3月までに選び、詳細な計画を取りまとめる。16年春に市街地再開発事業の認可を得たい考えだ。

 選手村は、約44ヘクタールの敷地に14~17階建ての宿泊棟22棟のほか、食堂や娯楽施設などに使う仮設棟が整備される予定。

 計画案では大会後、仮設棟の跡地に50階建てマンション2棟などの商業施設を新設する。

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