白鵬 足の腫れ物で相撲取らず

 大相撲初場所の横綱審議委員会稽古総見が26日、東京・両国国技館で行われ、白鵬はしこ、すり足、てっぽうの基本動作確認のあと、豪栄道と九州場所で金星を与えた高安の2人に胸を出しただけで稽古を切り上げた。

 前日の測定では体重が160キロまで増えたが「一番重いときはそれくらいはあった」とこの日の稽古への影響は否定。「年末ですから体ができていない」と話した。

 先場所は大鵬に並ぶ歴代最多32回目の優勝を果たし、今場所は大鵬超えに期待がかかるが、年末年始は多忙を極めるとあって「それを考えるのはまだ早い。年内は部屋で稽古をして31日までにバーッと体を作りたい」とマイペースを強調した。

 鶴竜も体調不良で不参加。北の湖理事長(元横綱)は「白鵬は足に腫れ物があると聞いた。それにしても横綱2人が稽古しないのはちょっと寂しい」と渋い顔だった。

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