村上佳菜子が逆転Vへ向けトップ
「フィギュアスケート全日本選手権」(28日、長野市ビッグハット)
女子フリーが行われ、悲願の初優勝を狙う村上佳菜子(中京大)は110・74点をマーク。合計168・29点となり、この時点でトップに立った。
前日のSPでは57・55点で9位と出遅れた村上。フリーでは1度の転倒はあったものの、3回転ジャンプを連続して決めるなどキレのある演技を見せた。
しかし逆転Vとはならず、結局は5位に終わった。
村上は演技後、テレビのインタビューで「終わってしまったなあという気持ちです。(SP後の)昨夜はちょっと大変でしたが、棄権とかはするつもりはないので、やらなきゃという思いでした。(他のソチ五輪出場選手が引退や休養中で)背中を見ながらやってきたので、目標とする人がいない中で、自分自身が頑張らなければと思いました。来シーズンは強くなった姿で戻ってきたいです」と話した。