本郷は2位「達成感がありうれしい」
「フィギュアスケート全日本選手権」(28日、長野市ビッグハット)
女子フリーが行われ、前日のSPでトップに立った本郷理華(愛知みずほ大瑞穗高)が121・93点をマーク。合計188・63点とした。しかし、前日のSP2位の宮原知子(関大高)に逆転優勝を許し、本郷は2位に終わった。
シニアデビューの今季、グランプリ(GP)シリーズに優勝し、GPファイナル出場も果たした本郷は、今年最後の演技が終了した瞬間、両手を挙げて満足感を表した。
採点が出た後のテレビのインタビューでは「最初の3回転、3回転が決まってから勢いに乗ることができました。ステップでもカルメンを表現できたかなと思います。(SP1位でフリーを迎え)公式練習では少し緊張しましたが、順位とかは関係ないので、自分は挑戦者なんだから、しっかりやろうと。(精神面は)そんなに強いとは思わないですが、練習してきたから大丈夫だと自分で思いながら滑りました。ショートでもフリーでも自分のできることを出し切ったという達成感があり、うれしいです」と声を弾ませた。