今井メロの弟・成田緑夢がWボードPR

 国際オリンピック連盟(IOC)が開催都市が五輪競技を追加提案できる改革案を承認したことを受け、20年東京五輪での競技採用を目指す日本ウェイクボード協会が7日、都内で立候補の会見を開き、競技採用をアピールした。

 会見にはスノーボードハーフパイプのトリノ五輪代表で現在は成田童夢(現サブカルチャータレント)、今井メロ(タレント)の弟で、IWCケーブルウェイクボードシリーズ覇者の成田緑夢(ぐりむ=20)も出席。「僕の夢は夏と冬の五輪に出場することです。ウェイクボードが東京の新種目に立候補するということでとてもうれしく思いますし、ワクワクしてます。実際に選ばれたら日本代表として世界と戦いたい」と、力を込めた。

 同競技の競技開催地として、今春にウェイクボード施設を設置する大分県竹田市が誘致を表明している。東京五輪の競技採用にはこの他、野球・ソフトボール、空手、スカッシュが立候補している。

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 成田童夢(なりた・どうむ)1985年9月22日、大阪市住之江区出身。父隆史さんの指導のもと、ウェイクボード、モーグルなど様々な競技を経験。スノーボードでは16歳でナショナルチーム入りを果たし、02年3月の全日本選手権で優勝。06年トリノ五輪に出場し、予選敗退に終わった。11年に現役引退を発表し、芸能活動に力を入れる。アニメ、漫画、ゲームなどサブカルチャーの情報を発信するサブカルチャータレントとなった。自称「二次元と三次元を行き来するディメンショントラベラー(次元間旅行者)」

 今井メロ(いまい・めろ)1987年10月26日、大阪市住之江区出身。兄と同じように競技を始め、12歳で史上最年少プロスノーボーダーに認定される。02年には世界ジュニア選手権で優勝。トリノ五輪にも兄童夢とともに出場したが、予選敗退に終わった。現在はタレントとして活動。

 成田緑夢(なりた・ぐりむ)1994年2月1日、大阪市住之江区出身。兄、姉と同じように様々な競技に取り組み、スノーボードでは98年長野五輪のデモンストレーターを務めた。トランポリンでは10年の全国高校選手権で最高難度点の賞を受賞。フリースタイルスキーでは13年世界選手権代表に選出されている。ウェイクボードではIWCケーブルシリーズで優勝。W杯お台場大会の日本代表にも選出されている。

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