錦織、セカンドサーブの強化策現れる
男子テニスの錦織圭(25)=日清食品=が8日、テレビ朝日系「報道ステーション」のインタビューコーナーに出演。少年時代の恩師、松岡修造キャスター(47)の質問に答え、「2015飛躍のカギ」として、セカンドサーブの強化を挙げた。
錦織は番組内で、今季はファーストサーブが失敗した後のサーブに関して「あんまり攻められないセカンドサーブを目指す」と表現。そのために「スピードを上げる」「緩急をつけ、スピンサーブ、スライスサーブを用いる」と具体策を挙げた。
現在、オーストラリアでブリスベン国際招待に出場中の錦織だが、番組では同大会で錦織がセカンドサーブから得点を奪った確率が昨シーズンの54%から73%にアップしたと報じ、錦織の有言実行ぶりを紹介。松岡キャスターは「(錦織が)少年時代から僕は『一番大事なのはセカンドサーブ』と言ってきた」と話し、我が意を得たりの表情を見せた。
錦織はまた、インタビューで今季の精神的なテーマとして、「挑戦者としての気持ちを持ちながら、これからは守ること、上位の選手は負けられない、というプレッシャーにも慣れなければ」などと、世界ランク5位としての自負もにじませていた。