福原愛が腰椎椎間関節障害で全日本欠場

 卓球女子のロンドン五輪団体銀メダリストの福原愛(ANA)が9日、腰椎椎間関節障害のため、来週開幕する全日本選手権を欠場すると発表した。全治は3週間で2月のワールドツアーからの復帰を目指している。

 昨年12月のITTFツアーグランドファイナルの練習中に発症。帰国後も症状がおさまらないため、精密検査を受けた結果、診断された。当初は椎間板ヘルニアの可能性もあったが、椎間板に損傷はなく、神経組織の圧迫もなかったという。

 現在はリハビリや、軽いトレーニングを行っている状態。今月中旬から練習時間を増やし、本格的な卓球練習を再開する。

 昨年は左足小指の骨折で、世界選手権団体戦を欠場している福原は「私自身とても残念な気持ちです。全日本選手権は特別な思いがある大会で怪我をおしてでも出場する気持ちでおりましたが、日本代表として国際大会で結果を残し、次の五輪で個人、団体と両方でのメダル獲得を目指すためにも、医師の指示に従って、しっかり治したいと思います。昨年は中国のトップ選手を破るなど自信がついた1年でもあり、目標に向けてさらに取り組む矢先でした。今後は今まで以上に生活習慣に注意を払うとともに、競技活動に専念し努力してまいります」と、コメントした。

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