安藤美姫 尻もち転倒も407万円ゲット
「フィギュアスケート メダル・ウィナーズ・オープン」(16日・代々木第一体育館)
国際スケート連盟(ISU)主要大会でメダルを獲得した選手のみが出場を許されるオープン大会として行われ、女子で一夜限りの現役復帰を果たした元世界女王の安藤美姫(27)は、54・10点で3位に終わった。
ショパンの「バラード第4番」に乗り、冒頭の3回転サルコー-2回転ループの連続ジャンプを着氷させたが、続くルッツが回転不足となりお手つき。終盤のステップでは、氷にひっかかり、まさかの尻もち転倒。演技後は苦笑いで、首をひねった。
バンクーバー五輪銅メダリストのジョアニー・ロシェット(カナダ)が64・67点で優勝した。
安藤は3位の賞金3万5000ドル(約407万円)を獲得。女子は3分で構成されたフリープログラムで滑り、6人が争った。