女子大生ボウラー国際大会ダブルス準V
世界最高峰のボウラー組織アメリカプロボウラーズ協会(PBA)とジャパンボウリングプロモーション(JBP)主催、ディーエイチシー(DHC)特別協賛の国際トーナメント「DHCカップPBAジャパンインビテーショナル2015」(賞金総額2300万円)最終日が18日、東京・港区の東京ポートボウルで行われた。
前評判通り各部門の決勝には外国人選手が顔をそろえたが、日本人ではダブルスで英国出身のドム・バレットと組んだ亀島愛永(和歌山大)と、ウエス・マロット(米国)と組んだ土屋佑佳(相模ファーストレーン)の女子2人が進出。準決勝で土屋組を破った亀島組が決勝で米国・韓国ペアに敗れるも、堂々の準優勝を飾った。
スポンサー推薦で出場した亀島は兵庫県伊丹市の出身で、武庫荘総合高時代から頭角を現し、現在はJBCユースナショナルチームに所属。「こんな大きな舞台で投げさせていただいて本当に楽しかった。PBA選手のレーン対応や集中力は勉強になりました」と振り返った。
ボウリングは2020年東京五輪の正式種目化に名乗りを上げており「もし実現すれば私は24歳なので、今よりもっともっと実力をつけて参加するのが夢です」と目を輝かせていた。
ダブルスはジェイソン・ベルモンテ(米国)、ヤン・ヒョンギュ(韓国)組、4人チーム戦は米国のマイク・フェーガン、ショーン・ラッシュ、ドム・バレット、クリス・バーンズ組が優勝。シングルスは決勝でクリス・バーンズがマイク・フェーガンを破り、3位決定戦のパーフェクト賞と合わせて賞金1000万円を獲得した。