松岡修造氏 錦織に熱血エールで興奮!
スポーツキャスターの松岡修造氏(47)が27日、自身のブログを更新。前回王者で第4シードのスタニスラス・ワウリンカ(29)=スイス=と28日の全豪オープン準々決勝で対戦する第5シードの錦織圭(25)=日清食品=に「考えろ!考えるな!」と、熱血エールを送った。
現地入りして錦織の戦いを間近で見守り続けている松岡氏は、やはりどこまでも熱かった。
昨年の準々決勝以来の再現、そしてそれ以来となる対戦を前に、錦織が1年前の錦織ではないことを力説。サーブを強化したこと、相手に時間を与えず主導権を持ち続けるテニスを確立したこと、自信をつけたこと…など錦織が変化した点を挙げ、「その“変”を一番感じることになるのが、ワウリンカなのだ!」と断言した。
3年ぶり2度目の準々決勝を戦う錦織に送ったのは「考えろ!考えるな!」の言葉だった。
世界一の片手打ちバックハンドの持ち主だというワウリンカのストレートに苦しむことを想定し「考えるな!」。これは、バックのストレートを決められても「なぜ決められたんだ…」とマイナスに考えるのではなく、ナイスショットを褒めまくれというアドバイスだ。「考えても仕方がない、相手のことを褒めることができた時点で次に進めるのだ」という。
そして、そのバックハンドを封じるために「考えろ!」。真ん中にボールを集め、スライスや山なりのボールも駆使してペースを変え、錦織得意の両手打ちバックハンドでお株を奪え、と対策をつづった。つまり、知力体力を尽くして戦い、それで相手に決められてもクヨクヨするな!という教えだ。
松岡氏は途中で「おい修造、何熱くなっているんだ!どこまで書けば気が済むんだ!」と自戒。「いや~~~、止まらなくなります。自分も明日圭になって戦っていく。その戦略を考えると、そして緊張感を考えると…」と、興奮を隠せなかった。