バド選手「八百長誘われた」 デンマークから来日、昨年東京で

 【ロンドン共同】スポーツ界で賭博に絡む八百長が問題となっている中、昨年6月に東京で行われたバドミントンのヨネックス・オープン・ジャパンで八百長を持ち掛けられたハンスクリスチャン・ビティンフス(29)=デンマーク=が27日までに電話取材に応じ、当時の体験を語った。

 -接触はどんな形で。

 「来日してホテルにいると(交流サイトの)フェイスブックに突然、メッセージが来た。2、3年前から知っていた用具メーカー関係者を名乗るマレーシア人の男からだった。日本にいるのか、試合に出るのかと聞いてきて、イエスと答えると、八百長に興味があれば胴元を知っていると切り出してきた」

 -どう対応したのか。

 「断った。すると彼は守りに入り、友人を手伝っているだけだと主張した。僕は選手委員会の副委員長だし、その日のうちに世界バドミントン連盟(BWF)にメールで報告した」

 -報酬は。

 「その日の夕食で代表仲間にこの話をしていた時、同僚のキム・アストルプに全く同じ(八百長の)オファーが来た。キムに詳細を聞かせたところ、報酬は1試合3千ユーロ(約40万円)ぐらいだった。男はトマス杯、ユーバー杯や世界選手権でも試合結果を操作したと言っていた。フェイスブックのように証拠が残る方法で接触してくるのは成功例があるからだと思う」

 -対策は。

 「バドミントンの多くの大会で八百長が行われているのは間違いないと思う。男のフェイスブックにはアジアのトップ選手20~25人と撮った写真があった。どのような状況で撮影したのかは知らないが、日本の選手も含まれていた。用具メーカーを通して簡単に試合会場に出入りしていたのだろう。格下の大会の方が仕掛けやすいのではないか。そういう大会に出場する選手にとって3千ユーロは大金だ。まず大切なのは選手の教育。BWFには内部通報制度もある」

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