卓球の平野美選手が出場取りやめ 中東情勢受け帰国

 卓球のジュニア年代による国際大会参加のためバーレーン入りしていた世界選手権代表の平野美宇選手(14)が出場を取りやめ、6日に成田空港に帰国した。過激派「イスラム国」による邦人人質事件などを受け、日本卓球協会が中東への選手派遣を中止したためで、平野選手は「大会は楽しみだったので残念」と話した。

 日本協会は5日に平野美選手や石川佳純選手ら主力選手がエントリーしていたクウェート・オープンとカタール・オープンへの派遣中止を発表した。ハンガリーから転戦した平野選手は「4大会に出るつもりだったので、まさかこんなに早く日本に帰ってくるとは」と驚いていた。

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