四大陸選手権でもキム・ヨナ判定に抗議
韓国・ソウルで行われているフィギュアスケートの4大陸選手権の会場で13日、韓国人の観客が14年ソチ五輪の女子フィギュアで銀メダルを獲得したキム・ヨナの判定について抗議の意志を示した。
韓国のスポーツ紙「スポーツ朝鮮」の電子版によると、競技場内で一部のファンが「私たちは決して忘れないだろう」、「ソチは終わっていない」と英語で書かれたプラカードを持ち、大会主催者の国際スケート連盟(ISU)と韓国連盟に不満を示した。
また、競技場外では「2017年2月までにスポーツ仲裁裁判所(CAS)にソチ五輪フィギュア女子シングル判定操作について提訴することができる」と書かれた小冊子が配布されたという。
14年ソチ五輪の女子シングルでは、開催国ロシアのソトニコワがSP2位から逆転で金メダルを獲得。SP1位だったキム・ヨナは2位に終わり、連覇を逃した。
韓国スケート連盟はソチ五輪後、ISUに異議を申し立てたが、棄却されていた。