東京五輪コンパクトじゃない?
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は27日、都内で国際オリンピック委員会(IOC)に提出した「東京2020大会開催基本計画」を発表した。
招致活動の際の最大の売りだった「コンパクト」の文字は基本計画内にほとんど盛り込まれなかった。
招致時の計画では8キロ圏内に85パーセントの施設を配置する見込みだったが、組織委員会、IOCともコスト面を重視し、会場計画の見直しを進めており、当初の予定よりも競技場、施設の範囲は広がっている。
組織委員会の担当者は「アスリートの負担にならないようにしないといけないが、一方で現実的なところを見据えないといけない。一番いい形を目指したい」と、話した。