関学大・宇良ら大相撲新弟子検査

新弟子検査を受ける宇良和輝(中央)=大阪警察病院(撮影・山口 登)
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 「大相撲春場所」(3月8日初日、ボディメーカーコロシアム)

 新弟子検査が28日、大阪市内で行われ、大技「居反り」を武器に関学大から初の角界入りする宇良和輝(22)=大阪府出身、木瀬部屋=ら43人が受検した。合格者は内臓検査の結果を待って初日に発表される。172センチで体重は人生最重量の113キロ。「食べることに集中した。この調子で増やしたい。木瀬部屋に食べ物がおいしい」と笑顔を見せた。

 昨年の全日本選手権と全国学生選手権を制した東洋大・大道久司=出羽海、13年の国体優勝の日体大・中村大輝ら有望ライバルがズラリ。「意識するレベルじゃないです。僕が下ってことですよ。もう少し鍛え直さないと。今は自分だけに集中して誰を倒すとか考えない」と控えめ。気になる同期生には196センチ、153キロのカナダ出身・ブロディク・マッケンジー・フィリップヘンダーソン=錦戸=を挙げた。

 アクロバティックな奇手で大学3年時に全国選抜大学・実業団対抗和歌山大会個人で準優勝するなどアマ屈指の業師として注目度は日に日にアップ。「注目に応えられるようにベストを尽くしていきたい。自分としては普通に相撲を取っているつもりですが、動きがレスリングになっている。この自分の相撲をこれからも追求していきたい。その時に応じて何でもできる力士になりたい」と決意。3月1日から稽古を開始し、初土俵となる春場所に臨む。

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