千代鳳 三賞かけた一番で膝負傷
「大相撲春場所千秋楽」(22日、ボディメーカーコロシアム)
幕内千代鳳が初の三賞となる敢闘賞を逃したばかりか、逸ノ城との取り組み中に左膝を負傷してしまった。
取り組み前の三賞選考委員会で逸ノ城に勝てば敢闘賞、と決定したが、怪力の相手と四つに組み、最後は寄り倒された。左膝が内に入ってしまい傷めたと見られる。
逸ノ城が勝ち名乗りを受ける間も苦痛に顔をゆがめ、自力では起き上がれず。しばらくしてようやく土俵から降りたが、付け人の肩を借りなければ歩けない状態で、車椅子で引き揚げた。
千代鳳は11勝4敗、逸ノ城は9勝6敗で春場所を終えた。
