白鵬が日馬富士を破り6連覇&34度目V「いろいろ騒がせましたけど…」
「大相撲春場所千秋楽」(22日、ボディメーカーコロシアム)
横綱・白鵬が14勝1敗で自身2度目の6連覇と史上最多を更新する34回目の優勝を決めた。
白鵬の前に相撲を取った新関脇照ノ富士が大関豪栄道を小手投げで破って2敗を死守。負ければ優勝決定戦に持ち込まれる展開で、照ノ富士と同じ伊勢ヶ浜部屋の横綱日馬富士に勝利した。
立ち合い突き放した白鵬。前まわしを狙いながら飛びかかってきた相手を組み止めた。一瞬、後退した白鵬は頭を胸につけられ、やや不利な体勢に。こうちゃく状態からけたぐりで打開を試みると、左上手をとり白鵬万全の右四つに。腰を落として寄り切った。
優勝後のインタビューでは、場所前から騒動があったことを受け「いろいろ騒がせましたけど、まあ…」と苦笑い。15秒近く、沈黙した。観客から歓声と拍手を浴びると「まあ、頑張ります」と話した




