アーチェリー山本氏が医学博士号 52歳、アテネ五輪銀

 アーチェリー男子個人で1984年ロサンゼルス五輪銅、2004年アテネ五輪では銀メダルを獲得した山本博氏(52)が24日、医学博士号を取得した。日本の五輪メダリストが医学博士号を得た例は柔道の野村忠宏氏や日本水連の鈴木大地会長らがいる。

 11年4月に弘前大医学部社会医学講座の大学院博士課程に入学。数日間にわたる大学生のアーチェリーの大会が筋肉と免疫機能に及ぼす影響について研究した。

 東京都体育協会会長や日体大教授を務めながら現役を続ける山本氏は「今回の研究を基礎に現役にこだわり、自らを被験者として研究を発展させ、次の五輪を選手として目指したい」という。

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