高橋大輔氏 チャリティー演技会に登場
東日本大震災の復興支援のための、フィギュアスケートのイベント「東日本大震災チャリティー演技会2015~復興の街、神戸から~」が7日、神戸市のポートアイランドスポーツセンターで行われ、バンクーバー五輪銅メダリストで昨年10月に現役を引退した高橋大輔さん(29)らが出演した。
高橋さんは3月に関大大学院を退学し、この4月から米国に留学することが決まっている。この日はまず、ジブリ映画「思い出のマーニー」の主題歌「Fire On The Outside」をバックに、華麗で伸びやかな演技を披露。ほぼ女性で埋まった満員のスタンドからは、ため息とともに悲鳴のような大歓声が鳴り響いた。
また、高橋さんの登場時には、現役時代をともに過ごしたプロフィギュアスケーターの織田信成(28)が選手紹介を担当。2011年の大震災発生当時を振り返り、「あれから4年、その当時は大ちゃんも、僕もまだ現役選手だったんですが、現役を退いた今も、こうやって演技会を続けさせていただけることにとてもうれしく思うと同時に、あのときの思いを形にしてくれた高橋大輔さん、宮本賢二さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。大ちゃん、これからもよろしくお願いします!」と紹介した。
また、高橋さんは演技会の冒頭、スケーターを代表してあいさつに登場。「僕たちスケーターは精いっぱい演技したいなと思いますし、皆さんもケガがないよう演技会を成功させてもらえたらと思います。今日はこの演技会を、みんなで一緒に楽しめたらなと思っています!」と話し、万雷の拍手を浴びていた。