日本のウエアはアシックス 東京までの3五輪で独占
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は、最高位スポンサー「ゴールドパートナー」のスポーツ用品の業種でアシックスと契約した。宣伝効果の高い五輪日本選手団の公式スポーツウエアは従来、基本的にミズノとデサントを加えた3社が分担して提供してきたが、最大手のアシックスが20年までの3大会で独占することになり、存在感が増しそうだ。
アシックスの尾山基社長は6日の記者会見で「表彰台で公式ウエアを着た選手の映像が全世界に発信される。その効果はある」と強調した。同社は昨年12月期連結決算で売上高が3540億円と過去最高を更新するなど、業績が好調。