五輪開催都市提案の種目は別枠 IOC、上限に数えず
【ロンドン共同】国際オリンピック委員会(IOC)が2020年東京五輪で開催都市が提案できる追加種目を、夏季五輪の上限とする約310種目の中に数えず、別枠で考える方針を決めたことが8日、複数の関係者への取材で分かった。
IOC関係者は「開催都市が提案する種目数は特別枠で柔軟に考える方針となった。提案する種目数も基本的に大会組織委員会に任せる」と説明した。2月の理事会で決定し、組織委も確認している。
IOCは昨年12月に承認した五輪改革で、夏季大会の種目数の上限を約310、参加選手は約1万500人に設定した。