体操女子の2009年世界選手権個人総合銅メダリストで、08年北京、12年ロンドン両五輪にも出場した鶴見虹子(22)=日体大=が17日、東京・国立代々木競技場でのNHK杯で床運動のウオーミングアップ中に右足を負傷し、最終種目を残して途中棄権した。大会ドクターの診断によると右アキレスけん断裂で、引退の可能性も浮上した。
左アキレスけん断裂から復活し、この秋の世界選手権代表を目指した鶴見はこれまで「ことし駄目なら引退する」と話していた。来年にはリオデジャネイロ五輪が控えるが、競技復帰には長期間かかることが予想される。