冨田 有罪判決に「悔しいです」控訴か
昨年9月に韓国・仁川アジア大会でカメラを盗んだとして略式起訴され、帰国後に無実を主張し正式裁判を申し立てた競泳男子平泳ぎ元日本代表の冨田尚弥(26)への判決公判が28日、仁川地裁で開かれ、検察の求刑通り罰金100万ウォン(約11万円)の有罪判決が言い渡された。冨田は「悔しいです」と話し、判決から一週間の期限までに控訴するかは弁護側と相談して決めるという。
冨田は判決後の囲み会見で、これまでの無実主張を繰り返すとともに、逮捕直後の取り調べに同席したという警察の通訳人が今回の公判中に検察側の証人として出廷しなかったことについて、検察側が不利になるためと言及。「私は絶対盗んでいません。日本代表として出場したプライドがあります。神聖な競技会場で人の物を盗むはずがありません」と身の潔白をあらためて主張した。
有罪判決を受けた冨田は、今後の競技続行について「今は考えられない」と話した。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
スポーツ最新ニュース
もっとみる5選手の資格停止処分を解除
高橋優貴&菊田拡和 元巨人コンビがミキハウス入社 新社会人アスリート入社式で決意新た 高橋「結果で示すしかない」
太田蒼生 マラソンでロス五輪出る!新制度「ファストパス」狙う GMOインターネットグループ入社式出席
角田裕毅 市川團十郎監修“歌舞伎ヘルメット”で激走だ 4日開幕F1日本GPで限定着用 隈取や仁王襷をデザイン
体操・橋本大輝 日本生命と所属契約で所信表明「子どもたちに夢を与えられるように」
15歳・清水さら 銀メダルに驚き「想像していたよりも良い成績」 スノボ世界選手権終え帰国
競泳・鈴木聡美 五輪の雪辱は世界水泳で果たす「パリ4位のリベンジを」
公式戦139連勝中の藤波朱理 階級変更をSNSで表明 「次の大会から57キロ級で挑戦します!」