白鵬 V35で舞の海氏にチクリ

35度目の優勝を決め、旭天鵬(右)と笑顔を見せる白鵬=愛知県体育館(撮影・吉澤敬太)
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 「大相撲名古屋場所・千秋楽」(26日、愛知県体育館)

 横綱白鵬が本割で横綱鶴竜を寄り切って、14勝1敗で自身が持つ幕内最多優勝記録を更新する2場所ぶり35回目の優勝を果たした。優勝インタビューでは、今場所の相撲中継で白鵬について「力が落ちていますね」と語った解説者の舞の海秀平氏を意識し、「寂しい言葉は言わず。温かい応援をしてほしいと思います」と発言するひと幕があった。

 名古屋場所では3年連続の優勝となり「暑い中、大変厳しい場所で3年連続で優勝してうれしく思います」と上機嫌。「前半、誰がとは言わないですが、力が落ちたんじゃないかと言う人がいましたので」と、名指しこそ避けたが、舞の海氏の発言を皮肉った。

 NHKの中継カメラが慌てる舞の海氏を映し出す中、「あまり…。寂しい言葉は言わず。温かい応援をしてほしいと思います」と求めた。

 同じく解説を担当している北の富士勝昭氏(元横綱)は「出色の場内インタビューだった」と白鵬の率直なコメントに好印象を抱いていた。舞の海氏は「謝らないといけないですね。残念とは思いません。予想が外れて良かったです。勉強になりました」と、恐縮していた。

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