山室が平行棒で新技『ヤマムロ』誕生か
「体操アジア選手権第2日」(1日、広島県立総合体育館)
男子団体と個人総合が行われ、平行棒では今大会、補欠からの繰り上がりで出場した山室光史(26)=コナミスポーツク=が、「棒下宙返り4分の3ひねり単棒横向き倒立経過軸手を換えて4分の3ひねり支持」という新技を決めた。
試合後、山室は「今回決めたら名前がつくと聞いたので、良かった。G難度なので、消えていくような技じゃないし、ちょっとうれしい」と、はにかんだ。
2013年から規定が変わり、五輪、世界選手権以外でもコンチネンタル杯や、W杯、チャレンジ杯などで技を決めた場合、名前がつく可能性がある。同技については月末の国際体操連盟の技術委員会で審査される見込み。『ヤマムロ』誕生の可能性が出てきた。