ロシア撃破のセルビアが日本戦に気合
「バレーボール女子W杯、セルビア3-2ロシア」(31日、仙台市体育館)
ここまで5位のセルビア(同8位)が首位・ロシア(世界ランク6位)をフルセットの末に撃破し、1敗を守った。2位の米国(同1位)はアルゼンチン(同14位)をストレートで下し、1敗をキープした。3位の日本(同5位)は、この後19時から韓国(同10位)と戦う。
セルビアは、ここまで全勝のロシアを序盤から攻め立てたが、第1、第2セットを連取された。17得点を決めたミハイロビッチは「失うものはないので勇気とガッツを持って打ち込んだ」とサーブで相手の守備を崩し、強烈なスパイクを次々と決めていった。第3、第4セットを連続で奪い返すと、最終セットもロシアの守備を打ち崩し、競り勝った。
世界ランク1位の米国を破った勢いそのままに、ロシアの全勝もストップさせた。9月1日は日本と対戦するが、昨季までV・プレミアリーグの久光製薬でプレーしていたミハイロビッチは「日本は好調だと思うので、面白いゲームになると思う」と気合。今大会の台風の目が、火の鳥ニッポンの前に立ちはだかる。