白鵬再起誓う「九州場所間に合えば」

 大相撲秋場所を「左大腿四頭筋腱炎」のため3日目から休場した横綱白鵬が27日、都内で行われた所属する宮城野部屋の千秋楽パーティーに出席した。後援者へのあいさつで「(11月の)九州場所に間に合えばいいなと思って頑張っております」と再起を誓うと同時に、横綱として初めて経験した休場についても言及した。

 休場した手前、当初は力士代表でのあいさつを断っていたが請われる形で壇上に立ち、「自分の場合は厳しいこともありました。(打ち上げで)お祝いしてもらうこと(立場)ではないんですけど」と恐縮していた。

 場所中は温泉地で療養するなど、休養にあてた。睡眠も十分にとれたようで「こんなに寝られたのは十代以来かと思います」と横綱として初めて経験した休場を振り返った。

 左足の状態については「まだちょっと痛みがあります」と報告。「九州場所に間に合えばいいなと思って頑張っております」と来場所の出場を後援者に誓った。

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