出雲駅伝、山の神不在も青学大2度目V
学生3大駅伝の初戦、出雲全日本大学選抜駅伝が12日、島根・出雲大社正面鳥居前から出雲ドーム前までで行われ、青山学院大が3年ぶり2度目の優勝を果たした(昨年大会は台風接近のため中止)。
青学大は今年の箱根駅伝で“山の神”と称される活躍をした神野大地(4年)が欠場した中、選手層でカバーした。1区小椋が2位でたすきをつなぐと、3区の久保田がトップに立った。駒大に1秒遅れてたすきを受けた最終6区の一色は駒大・大塚を振り切ってトップでゴールテープを切った。2位には山梨学院大が入り、駒大は3位でフィニッシュした。
原晋監督は「ゴールするまで胃が痛くて痛くてしょうがなかったですね。よく頑張りました。どの大学も出雲駅伝へ向けて努力していますから。少しわれわれが上回っただけだと思います」。勝利をもぎ取った一色は「前に誰もいなくて、その状態で走るのが気持ちいいなと思いました。前の先輩たちが頑張ってくれたおかげで勝てたと思います」と振り返った。
【出雲駅伝上位順位】
1位青学大
2位山梨学院大学
3位駒大
4位東洋大
5位東海大
6位早大
7位中央学院大
8位明大