山本昌氏、不振の競泳北島に熱いエール
今季限りで現役生活を終えた元中日投手の山本昌広氏(50)が1日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜、前8・00)の人気コーナー「週刊御意見番スポーツ」にゲストコメンテーターとして出演し、アテネ・北京両五輪の競泳男子100、200メートル平泳ぎ金メダリスト、北島康介(33)=日本コカ・コーラ=に対して「まだオープン戦。このままでは終わってほしくない」などと熱いエールを送った。
競泳界の「レジェンド」北島は先週の競泳W杯東京大会で出場した全種目で予選落ちしたが、山本昌氏は「まだオープン戦だと思うんです。僕もオープン戦ではよく打たれましたから。(リオ五輪予選のある)来年になったらまたチャンスがある。このまままでは終わってほしくないです」と、32年間プロ生活を続けてきた自身の姿を投影させるように語った。
山本昌氏は北島以外にも他競技で長く選手生活を続ける選手たちについてコメント。スキー・ジャンプ男子の「レジェンド」葛西紀明(43)=土屋ホーム=については、「ほんと頑張ってほしい。(自分のことを)すごく応援してくれていた。僕は引退したので、今度は応援する方に回ります」と、お互いが励みにしていたことを明かした。
この日は、陸上女子長距離の福士加代子(33)=ワコール=の競技シーンも報じられなど、長く現役を続ける選手たちが頻繁に登場。山本昌氏は「僕用だったんですかね」と感慨深げに語っていた。