スケート岡崎朋美氏 富士急行を退社
スピードスケートの98年長野五輪女子500メートル銅メダリストで、5大会連続五輪出場を誇る岡崎朋美さん(44)が2日、富士急行を10月31日付けで退社したことが分かった。同社が発表した。岡崎さんは今後、よしもとクリエイティブエージェンシーとマネジメント契約を結び、文化、芸能活動に活躍の場を広げていくという。
富士急行では宣伝部次長を務めていた岡崎さん。「現役引退後、さまざまな活動をさせていただくなかで、今までの経験を活かし、さらに活躍の場を広げていきたいという気持ちになりました。お世話になった会社を退社することは、迷いもありましたが、私らしくチャレンジしようと決断いたしました。今後も引き続き応援よろしくお願いします」と、コメントした。富士急行とも関係を継続し、アドバイザーとして助言や広報活動で協力する予定だという。
岡崎さんは98年長野五輪で3位となり日本女子短距離で初めてメダルを獲得。「朋美スマイル」で一躍人気を集めた。07年に安武宏倫さんと結婚。10年バンクーバー五輪では冬季五輪日本女子最年長、最多の5大会連続出場。その後も現役を続けながら、10年12月に第一子となる長女を出産。母となり、14年ソチ五輪出場を目指したが、選考会で敗れ、現役引退した。