五郎丸 キック助走時に「ドレミファソラシド」
ラグビー日本代表FB五郎丸歩(29)=ヤマハ発動機=が9日、同FWで主将のリーチ マイケル(東芝)、同FW畠山健介(サントリー)、同SH田中史朗、同WTB山田章仁(ともにパナソニック)とともに日本テレビ系「くりぃむしちゅーのTHE★レジェンド2015」にゲスト出演。キック前の助走で「ドレミファソラシド」の8音階を心の中で唱えていることを明かした。
両手のひらを顔の前で合わせ指を絡ませるルーティンが大流行となる中で、世界を代表するキッカーのプレーには音楽的要素も組み込まれていた。
番組ではスポーツ心理学博士でラグビー日本代表メンタルコーチを務める荒木香織さんの証言をもとに、五郎丸がキック時にボールを置いてから、後ろへ3歩、立ち踏み1歩、前へ4歩と小刻みに助走を取る際に何をつぶやいているかを検証。練習を重ねるうちに「ドレミファ…」を使って、リズムとタイミングを合わせる方法を編み出したことが紹介された。
五郎丸はまた、現在は顔の前にある手の位置が、2013年はみぞおちの前、14年は胸の前、今年になって顔の前と徐々に上がってきたことも明かしていた。