【一問一答】五郎丸 W杯後変化感じる
「ラグビー・トップリーグ開幕戦、ヤマハ発動機18-11トヨタ自動車」(14日、パロマ瑞穂ラグビー場)
W杯でも活躍した日本代表のFB五郎丸歩(29)=ヤマハ発動機=が1ゴール2PGを決める活躍で、トヨタ自動車を18-11で下した。
史上2人目となる通算1000得点も達成した五郎丸は試合後、次のように語った。
-W杯後初めての国内試合だが、変化は感じるか。
「観客の数が圧倒的に増えた。選手は最大のパフォーマンスを発揮できたと思う。でもまだ満員ではないのでこれからも頑張りたい」
-W杯からファンになった人も多いと思うが。
「W杯は映像を通してだったと思うので、(生観戦では)人と人がぶつかる音や、倒れても仲間のために立ち上がる姿を感じてほしい」
-リーグ通算1000得点も達成した。
「チームがチャンスをくれたので、8年かけて積み上げることができた。ヤマハのラグビー部のタイトルだと思っている」
-多くのファンが詰めかけ、大きな歓声が飛んだが。
「非常にうれしかった。特に子供たちの姿がたくさんあったので。これからはキックで外せないプレッシャーがかかると思うけど、それも楽しみたい」
-悪天候もあって、空席もあったが。
「見たい人が足を運べるようになって、選手もファンもハッピーになれるようになってほしい」
-プレースキック以外での見所は。
「雨の日はエリアを取るのがセオリー。ロングキックを蹴ってFWを前に出すことができた」
-最初のキック(前半5分)を外したが、大観衆のプレッシャーはあったか。
「なかったですね。ただ、後ろ(の観客席)で(自身がキックの際に唱えている)ドレミファソラシドと歌っているおじさんがいたけど(笑)」
-久々の国内試合で違いを感じるか。
「エディーさんが言っていたのは国内と海外のスピードの違い。それは感じた。まあ雨だったのもあるので」
-多忙の中コンディションづくりはどうか。
「難しくなかった。メディア露出と練習のバランスを考えて、みんなもサポートしてくれるので感謝している」
-カメラのフラッシュは動揺したか。
「気にならなかったです。(代表で遠征した)ジョージアではレーザーを目に当てられたこともある。フラッシュなんてかわいいもんです」