白鵬、猫だましは「やってみたかった」
大相撲九州場所10日目、横綱白鵬が関脇栃煌山に対して猫だましを繰り出したことについて賛否両論が沸き起こっているなか、白鵬は17日、ツイッターで「一度はやってみたかった」と動機をつぶやいた。
この一番で白鵬は立ち上がり、奇襲の猫だましを繰り出し、左へ変化すると、向き直った栃煌山の鼻先へ再び猫だましを食わせた。
この白鵬の奇襲を、北の湖理事長は「横綱がやるべきではない」と厳しく批判した。しかし、角界関係者からは「ファンサービス」と受け止める声も聞かれた。
当の白鵬はツイッターにその一番の動画を張り付けた上で「一度はやってみたかった」と、茶目っけたっぷりにつぶやいた。
支度部屋に戻った際には両手でパチンとたたく動作をしながら「勝ちにつながったのでうまくいったことにしましょうかね」と笑みを浮かべていた。
白鵬の猫だましについてはファンの間でも賛否が分かれており、ヤフーがサイト上で実施する「意識調査」では18日正午現在、「問題がある」が54・8%で「問題はない」の45・2%を上回っている。