羽生、壁に激突しヒヤリ 公式練習で

公式練習で調整する羽生結弦=長野ビッグハット(撮影・開出牧)
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 フィギュアスケートGPシリーズ最終戦となるNHK杯(27日開幕・長野ビッグハット)の公式練習が26日、行われ、3位以内で12月のGPファイナル(バルセロナ)進出が決まる羽生結弦(20)=ANA=は、午後にはショートプログラム(SP)の練習を行った。

 SPでは自身初の4回転ジャンプを2本入れた構成を披露したが、壁に激突して転倒し、周囲をヒヤリとさせる場面もあった。

 冒頭に4回転サルコーを跳び、その後は4回転トーループ-3回転トーループの連続ジャンプ。基礎点が1・1倍される後半にはトリプルアクセルを跳ぶ高難度プログラム。曲をかけた練習では、すべてのジャンプを完璧に成功させ、最高のデモンストレーションとなった。

 ただ、その後、低い態勢で滑っている時に勢い余って壁に激突し、激しく転倒する場面も。周囲をヒヤリとさせたが、本人は苦笑いを浮かべつつ、再び練習を再開していた。

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