NBAのスター コービーが引退表明
米プロバスケットボール(NBA)、レイカーズのコービー・ブライアント(37)が29日(日本時間30日)、プロ・スポーツ選手がメッセージを発信するサイト「THE PLAYERS‘ TRIBUTE」で今季限りの引退を表明した。
ブライアントは「DEAR BASKETBALL(バスケットボールへ)」と題した詩の中で「あなた(バスケットボール)」との出会いや深い愛情とともに「もうこれ以上、愛することはできない。今シーズンが私に残されたすべてだ。私の精神は苦しみに耐えることはできるが、肉体はさよならを告げる時が来たと知っている」などとつづった。
高校卒業後の96年にデビューし、今季がプロ20年目となるブライアントは歴代3位の通算32670得点(11月29日現在)をマークした。レイカーズ一筋でプレーし、00~02年の3連覇を含む5度のリーグ制覇、さらには米国代表として08年北京五輪、12年ロンドン五輪の金メダル獲得にも貢献。マイケル・ジョーダン氏の“後継者”としてNBA界をけん引した。