２陣営の提案内容が公表された新国立競技場の新たな建設計画について、事業主体の日本スポーツ振興センター（ＪＳＣ）と関係者の意見交換会が１７日、東京都内で行われ、サッカー元日本代表の北沢豪氏は芝生について「良い状態を保つためにどうメンテナンスするか」と話し、天然と人工を組み合わせたハイブリッド芝の導入も選択肢とするよう求めた。

　ラグビーのトップリーグ、ヤマハ発動機の清宮克幸監督も芝生の状態を保つ方策の重要性を指摘した。

　１５日に始まった意見交換会は最終日を迎え、ＪＳＣの大東和美理事長は「妥協することなく進めていきたい」と述べた。