反ドーピング機関幹部が総辞職 ロシア、組織改革で
【ロンドン共同】組織的なドーピング問題でロシア陸連が国際陸連に資格停止処分とされた事態を受け、ロシア国内の反ドーピング機関(RUSADA)の幹部が組織改革のため総辞職したことが17日、分かった。地元メディアが報じた。
国際陸連は、世界反ドーピング機関(WADA)から「不適格組織」と認定されたRUSADAが組織再編されるまでロシア選手の抜き打ち検査などを実施する。処分解除の条件には違反に関与した検査官や医師ら関係者との接触を禁じる条件を提示している。新設した調査チームを来年1月10~15日に現地調査でロシアに派遣する。