水球男子ポセイドンジャパンが帰国
16年リオデジャネイロ五輪の出場権が懸かったアジア選手権で優勝し、1984年ロサンゼルス大会以来32年ぶりとなる五輪出場を決めた水球男子日本代表「ポセイドンジャパン」が21日、羽田空港に凱旋帰国した。
待ち受けたのはファン、関係者約100人。選手たちは駆けつけた多くの報道陣に驚いた表情も見せた。大本監督は「あまり経験がないことなので、戸惑ってます。五輪に出ることの大きさを感じてます」と大仕事を成し遂げたことを実感した様子だった。
リオ五輪本番に向け、志水祐介主将(27)=ブルボン=は「目標ベスト8で入賞。20年東京五輪に向け、もっと上も狙いたい」と、意気込んだ。
人気テレビ番組「テラスハウス」で有名になった“けんけん”こと保田賢也(26)=ブルボン=は「1人のミスをみんなでカバーすることができた。本当にいいチームになったと思う」と、笑顔を浮かべながら「リオ五輪に向けて、もう1回ネジを巻き直して頑張りたい」と、気持ちを引き締めた。
チームメートから「最もイケメンな選手」として指名されると、「僕より格好いい選手がいっぱいいるんで」と、謙遜。チームでは最も名前が売れている存在だが「こっちが本業」と、“テラハのけんけん”から“ポセイドンの保田賢也”への転身を誓った。