浅田真央、テーマは「自分に勝つ」
来年3月に米国・ボストンで開幕するフィギュアスケート世界選手権出場が決定した日本代表選手が28日、全日本選手権が行われていた札幌市内で会見した。
休養前の14年3月に優勝して以来、2年ぶりの出場となる浅田真央(25)=中京大=。現役続行を発表してから、7カ月。シーズン前半を振り返り「少しずつ1歩ずつですけど、課題をクリアできている。得た感覚を忘れないようにシーズン後半に繋げていきたい」と、前向きに話した。
世界選手権では4度目の優勝の期待も懸かる。NHK杯、GPファイナル、今大会のSPと苦しい演技が続いたが、フリーでは7年ぶりに3回転ルッツに成功するなど光明が見えた。「今大会もそうですけど、自分に負けてしまうところがある。技術とかそういうところより、自分に勝つことがテーマ」と、意気込んだ。