ラグビー常翔学園惜敗 車いすの金沢主将が鼓舞

 第95回全国高校ラグビー大会は30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で行われ、常翔学園(大阪第3)が初戦の2回戦で天理(奈良)に3-5で惜敗した。2年前の練習中の事故で四肢がまひした金沢功貴主将は、車いすでベンチ入りしてチームメートを鼓舞。「みんなと同じ思いを持ってやって来られた。仲間は一生のもの」とかみしめるように言い聖地を後にした。

 相手の映像を分析し、試合前から助言した。2点を追う後半29分のPGの場面では「決まってくれ」と祈ったが、思いはかなわず不成功。「あっという間に花園まで来て、あっという間に花園が終わった」と寂しさをにじませた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス